<「沈黙沈の果て」>
子供の頭に誘爆が始まる時、沈黙が訪れる。
「沈黙」です。沈黙の沈、だから「沈黙沈」。

観戦する側から観れば、
なんとまぁ静かな練習風景でしょうか。
例えばコーチが「これだけをやろう!」
とテーマを与えればそれは簡単な事です。
それを遂行しようとする選手と、それを誉めるコーチの関係が生まれるでしょう。
練習風景は盛り上がり、パッと見、良く観えるはずです。
そんな風景は理想でもあります。しかし。

ここで本題に戻りましょう。
さてさてトレーニングの目的とは何でしょうか?
騒がしく活気溢れるがごとく行うのが目的でしょうか?
それとも?
選手が自分で考え、自分の意志と判断で動き、
自分のやり方で表現する事?
さぁどっち?
「ファイナルアンサー」

人は悩み考える時、ほぼ沈黙を迎えます。
うつむきながら、頭を抱え苦虫状態です。
この沈黙に耐えられないのが、そう私達コーチとも言えますね。

ちなみに性格上、耐えられない人もいますし、
周囲の眼を気にかける人がほとんどです。
もちろん、私もその一部でしょうね。
だから待つんです。ひたすら。
彼らが動く事を。
だから時間がかかるんです。

自分で出した答えは力となり、
他人から与えられた答えは忘れてしまう。
皆さん、日常生活やこれまでを思い出してみて下さい。

<代表F氏の大言>

2009/04/22の大言